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2005年4月12日 (火)

ローレライ

映画「ローレライ」を見た。

半年余りで 3回も映画館に行ったことなんてないんじゃないかな。しかも一人で行ったのなんて、9年前に見た「(ハル)」以来じゃないだろうか。

まさに手に汗握るっていう感じの作品。映画の鑑賞経験が少ない自分には緊張感と迫力を十分味わえた。いわゆる架空戦記物だけれど、最初の設定にそう無理を感じなかったのも良かった。ローレライのシステムが想像を絶しすぎているのは置いておくとして。

ただそれだけに、詰めの甘さみたいなのが気になった。勿体ない。

自分が気付いたところでいうと、潜水艦の乗組員がそれっぽくない。みんな美男子ばかりっちゅうのはどうなの。海の男の艦隊勤務って感じじゃなかった。もっと油にまみれたりしてないと。

「原子爆弾」っていう台詞も変な感じがする。戦中だったら「新型爆弾」でしょう。

軍令部の浅倉大佐の「東京に原子爆弾を…」の意図も話として強引な感じがしてしまう。そもそも日本軍は米軍の原子爆弾投下作戦を事前に正確に察知できていたっていうのか。それじゃ大佐はスパイだ。

それから二つの殉職シーン。殉職という重い場面なのに、どうも取って付けたような感じがしてしまった。

そして伊507号潜水艦が放った最後の攻撃。あれはもう SF アニメだよ。せめて、テ基地に艦砲射撃して数日間航空機の運用を不可能にする (そして終戦) ぐらいでないと。いや、潜水艦1隻の艦砲射撃で与えられる損害も知れているだろうけれど。

なんて色々悪いことを書いちゃったみたいだけれど、鑑賞して結構満足はしているのよ。だからこそ色々気になっちゃったもんで。

戦争を真っ正面から扱った作品として見るのは正直厳しいと思うけれど (変に美化しているように見えてしまうし…)、純粋に娯楽作品として見れば、かなり楽しめるんじゃないかなぁ。

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コメント

僕は潜水艦にはちょっとウルサイ(笑)。吉村昭の”総員起シ”コイツを読んで欲しいです。戦時中の演習で不慮の事故により潜水艦の中に閉じ込められたまま数十年の歳月が過ぎ、サルベージされるといった内容です。

のりひささん、ご紹介有り難うございます。
潜水艦とか詳しそう。
文春文庫ですね。今度、探してみようかと思います。

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