Hg-Git プラグインを使ってみた
Mercurial よりも Git の方が興味のある公開リポジトリがあるのよね。
ってことで、Hg-Git Mercurial Plugin を使ってみた。
Hg-Git は dulwich という Python のユーティリティを使用しているようだけれど、 TortoiseHg には最初から組み込まれているから、準備は不要。
先ずは、Hg-Git のプラグインを上記のサイトの download a snapshot
と書かれたところからプラグインのアーカイブをダウンロードし展開。
次に、Hg-Git を使いたい作業領域の .hg/hgrc をテキストエディタで開き、以下の記述を追加。私が使ったのは Windows でだけれど、ディレクトリの区切りは一応 / で。
[extensions] hgext.bookmarks = hggit = (Hg-Git を展開したディレクトリ)/hg-git/hggit
bookmarks エクステンションを追加してるのは Git のブランチを Mercurial のブックマークに変換するためみたい。
その後は、コマンドプロンプトから例えば
hg clone git://github.com/NeoCat/twicli.git
を実行することで、twicli の Git リポジトリを Hg のリポジトリとしてあっさりクローンできた。
勿論、pull も大丈夫。
唯、Hg-Git プラグインを使っていて気になったというか、残念なこと。
- Mercurial のリポジトリに push しようとすると、「予期せぬ例外が浮揚されました」とエラーになって失敗することがある。
- このときは一時的に Hg-Git のエクステンションを無効にすればうまくいくようだ。
- hg pull を1回やった後、続けてもう一度やろうとすると、「中止: プロセスはファイルにアクセスできません。別のプロセスが使用中です。」と出ることがある。
- このときは
hg gclear
を実行し、Git のキャッシュをクリアするとうまくいくようだ。
- このときは
とにもかくにも Git のリポジトリから Mercurial のリポジトリに clone や pull は出来たので、今度は逆もやってみようと思い… (続く、かも)
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