カテゴリー「心と体」の18件の記事

2012年2月22日 (水)

NHK スペシャル「ここまで来た! うつ病治療」

録画しておいた NHK スペシャル | ここまで来た! うつ病治療 を見ました。

なかなか面白かったので、覚え書き。

  • 抗うつ薬の3人に1人は薬が効かない (アメリカ STAR*D 研究)
  • DLPFC: 背外側前頭前野
    • 判断や意欲に関わる場所。
    • うつ病患者の脳は DLPFC の活動が弱り、判断力や意欲が低下。
    • 扁桃体の暴走を抑える。
  • 扁桃体
    • 不安・恐怖・悲しみなどの得感情が生まれる場所。
    • うつ病患者の脳は扁桃体が過剰に活動。不安・恐怖・悲しみが止まらない。
  • 経頭蓋磁気刺激 TMS
    • DLPFC に直接、磁気刺激を与えて治療する方法。
    • 毎日、刺激を与え続けると劇的に回復する。
  • 脳深部刺激 DBS
    • 頭蓋骨に小さな穴を開け、胸元に埋め込んだ電源から脳の真ん中に電線を通し、25野を刺激する。
  • 25野
    • 扁桃体と DLPFC の両方に作用し、不安・恐怖や意欲低下を改善する。
  • 日本では TMS や DBS が未認可。
  • 光トポグラフィー検査
    • 頭に近赤外線を当て、DLPFC やその周辺の脳の働きを血流量の変化から調べる。
    • 血流量の変化でうつ病、統合失調症、双極性障害(躁うつ病)を正確に見分けられる。
  • カウンセリング
    • 言葉の力による症状の軽い患者への効果が見直されている。
  • 認知行動療法
    • カウンセラー(臨床心理士)が患者に積極的に働き掛ける方法。
    • 例えばミスをした患者に任された仕事の何パーセントをミスしたかを考えさせ、殆どの仕事に失敗していない (失敗したのは1%だけ)と見方を変えさせる。
    • 認知行動療法によって DLPFC を鍛えられる。
  • うつ病を予防する方法
    • 扁桃体の状態をリアルタイムで見ながら楽しかった出来事を思い浮かべ、扁桃体を良い状態にコントロールする訓練。

2009年1月20日 (火)

男が消える? 人類が消える?

NHK スペシャル | シリーズ 女と男 最新科学が読み解く性 の最終回。

男を作る Y染色体が退化している。Y 染色体は自滅する。

  • 持っている遺伝子の数が X 染色体の 1098に対し、Y 染色体は 78しかない。元々、染色体の大きさは同じだった。
  • 遅くとも 500万年から600万年で完全に消える。実際はもっと早くなる可能性が十分にある。

Y 染色体はほかの染色体と異なる特別な伝わり方をする。

  • X 染色体は、雌雄のお互いの遺伝子を交換し、それぞれの特徴を少しずつ持った新しい染色体として次の世代へ引き継がれる。
  • Y 染色体は一つしかないため、単純なコピーが作られ、引き継がれていく。

世界最大の爬虫類、コモドオオトカゲは 2年前に処女懐胎した。

  • 大型動物が雌だけで子孫を残せるとはこれまでの常識であり得ないとされてきた。

哺乳類は雌だけで子供を作ることが出来ない。

  • 胎盤が精子に含まれる遺伝子の命令によって作られるため。Y 染色体を持つ雄がいないと胎盤を作れない。

雌が二つ持つ X 染色体は交わることが出来るが、雄の Y 染色体はペアの X 染色体と交わることが出来ない。

  • Y 染色体は、父から息子へと雄の間に引き継がれていくうちにコピーミスが重なり、退化を続ける。

哺乳類でもアマミトゲネズミとトクノシマトゲネズミは Y 染色体を失っても生き延びている。

  • 突然変異が積み重なって偶然起きたことであるため、ヒトが同じような未来を辿るとは考えられない。
  • 自然界には偶然に頼る以外、Y 染色体が生き延びる方法はない。

人間の精子の質が極めて悪くなってきている。

  • 一般的に精子の 85%に異常がある。
  • 正常な精子のうち、うまく泳げるのは 3割から4割しかいない。

デンマークの調査では男性の 20% が不妊。40% が不妊予備軍。日本での調査でも同様のデータが出ている。

  • WHO の基準では、精子の濃度が 1ml 中、2000万個を下回ると不妊に該当する。
  • 4000万個以下が不妊予備軍。

人間独自の進化。

  • チンパンジーの仲間は乱婚が基本。雌は複数の雄と結ばれる。雌の子宮の中で複数の雄の精子が一つの卵子を目指して激しい競争を繰り広げる。
  • 一夫一妻の関係を取り入れた人間には、精子同士の競争がない。手間暇の掛かる子育てを男と女が協力して行うために恋愛のメカニズムを発達させたため、質の高い精子を選び取って次世代に伝える仕組みがない。
  • フィンランドでは過去5年の間に 27% も精子の濃度が下がっている。これは一夫一妻で説明できるものではなく、環境などの外的要因が疑われている。

体外受精や顕微授精が精子の質の劣化を加速させかねない。

  • 精子を人為的に選ぶ顕微授精では精子への競争圧力が掛からず、質の劣化が避けられなくなる。
  • 生殖技術に頼るようになると、次の世代には技術がもっと必要になる。
  • イタリアでは規制法によって、生殖医療はカップルに限る、受精卵の冷凍保存禁止、第三者からの精子や卵子の提供禁止とした。他の先進国では法律によって規制していない。

一方、アメリカでは今、子作りに男性が必要ない考える女性向けのビジネスが成長している。

  • 精子バンクで預かっている精子は、有名大学出身者のものばかり。
  • 精子バンクのホームページから、外見、性格の特徴、職業など、好みのドナーを自由に選べる。
  • 女性の同性愛者二人と男性の同性愛者二人に、それぞれの女性から生まれた子供が二人という家庭など。

やがて消えゆく男の定め。テクノロジーをどのように使っていくのか。或いは使わないという覚悟を決めるのか。

以上、NHK スペシャルから。

最後にはえらく大きな話になってしまった。

2009年1月15日 (木)

女と男 何が違う? なぜ違う?

惹かれあう二人、すれ違う二人 に続いて NHK スペシャルの第2回。

女と男が掛かる病気に大きな違いはないというのは思いこみに過ぎない。

  • 深刻な狭心症は心臓表面の冠動脈で起きるが、これは男性に限った話。
  • 女性の狭心症の場合、筋肉の中の微少血管で起きる。女性ホルモン (エストロゲン) の現象で血管の収縮が起きたとき、女性は狭心症の危険に晒される。
  • 同じ量の薬を飲んでも女性に強く不整脈の症状が出る場合がある。
  • 骨粗鬆症による骨折は女性が男性の4倍近い。
  • 過敏性腸症候群は女性が男性のおよそ2倍。

男の子と女の子で脳の成長には二つの大きな差がある。

  • 一つは海馬 (記憶に関係)。小さい頃は男の子の方が大きいが、思春期、15歳ぐらいで逆転、女性の方が大きくなる。
  • もう一つは扁桃体 (外界からの刺激に対する、怖い、好きなどの感情を作り出す)。15歳ぐらいを過ぎると男の子で目立って大きく成長する。
  • 鬱病にかかる人は13歳を過ぎると女性の方が多くなる。
  • 55歳以降、アルツハイマー病の発症リスクは女性が男性の2倍。
  • 自閉症は男性が2.5倍。

男性と女性で得意なことは違う。

  • 空間認知力テストは日本でも欧米でも男性の方が女性より成績が良い。
  • 言葉に関するテストでは女性の方が良くなる。

女性が地図を読めないと言われるのは指示のやり方に理由がある。

  • 距離と方角による指示は男性の方が得意。
  • 女性は目印を活用するのが得意。

同じ知能テストで同じ成績を取った男女でも、使っている脳の場所が全く違う。女と男は違った脳のネットワークを使いながら同じ知性を獲得している。

アメリカでは今、男女に違う教え方を試みる公立学校が増えている。

  • 男の子は長時間じっとしているのが苦手な子が多いため、自由な体勢で読ませた方が集中が続く。先生の教え方もボスは誰なのかわかるように振る舞うことを意識している。敢えて命令口調で競わせ、やる気を高める。
  • 女の子は男の子のように上下関係をはっきりさせることを好まない。特に大切にしているのがペアを組んで作業をさせること。

女と男の違いに注目する動きは企業の間にも広まりつつある。

  • 男性は一つのことに集中し、それを解決するための優先順位を付けようとする。
  • 女性は複数のことを同時にこなしながら、決断していく。
  • 顧客が男性の場合、なるべく地位の高い人を出席させ、提供できる最高のプランをずばり提案するのが良い。
  • 顧客が女性の場合、結論に至るプロセスを大切にするから、地位の高い人よりも実際の担当者を可能な限り多く参加させるのが良く、たった一つの答えをずばり言うのは避けなければならない。

以上、NHK スペシャルから。

8年前に読んだ「話を聞かない男、地図が読めない女」を思い出すような内容もあった。

ところで、ペアプログラミングは女性同士が向いているということなんだろうか。

2009年1月14日 (水)

惹かれあう二人、すれ違う二人

恋する男は視覚を活発に働かせている。

  • 女性が健康な赤ちゃんを産んでくれるかを確かめるため。
  • 男性は女性の腰のくびれを見ている。
  • 男性にとって理想の女性はウエストとヒップの関係が7対10。

恋する女は記憶が活発になる。

  • 相手が約束したことを果たしてくれたかで、相手がいい父親になってくれるかを確かめる。

恋は18ヶ月から3年しかもたない。

  • 子供が3歳ぐらいになれば両親が付きっきりにならなくても良くなるから。

夫婦がすれ違いになる最大の理由は会話のパターンにある。

  • 15分の会話を分析するだけで、その夫婦が4年以内に離婚するか85%の確率で予測できるという。
  • 会話を一方的に打ち切る85%は男性。男性は心拍数が早く上がり、落ち着くのに時間が掛かる。理性的な対応が出来なくなる中、衝突を避けるため、本能的に会話を打ち切る。

男女関係の障害となる二つ。

  • 一つは、男性が女性の気持ちを読み違えて余計なことをしてしまうこと。男性は女性より脳を2倍使っても、気持ちや感情を読み取れない。
  • もう一つは、会話に対する男と女の違い。女性は相手の感情を知ったり自分の感情を伝える会話をしてきた。男性は刻々と変わる状況にどう対応するかといった問題解決型の会話だった。

男と女のすれ違いを乗り越えるためには、男性が上手に会話を続けることが鍵。

  • 女性に受け入れられる最大の秘訣は質問をすること。
  • 質問をすれば、相手は関心を持ってもらえていると感じ、心を開く。

「あなたの夢は?」
「成し遂げたいことは?」

以上、NHK スペシャルから。

女性の気持ちを聞いていたはずなのが、いつの間にか、共感を示すよりも前に解決策を示そうとしてしまうのは、自分もついうっかりやってしまう過ちだ。

2007年12月10日 (月)

網膜の画像診断

先日、浜松市街にあるいつもの眼科に行った。

国内では一部の大学病院に数台しかなく、一般の医院では唯一らしい画像診断装置を導入したとのこと。RTVue-100 とかいう装置。

先生の絶賛するこの装置で診断してもらったところ、網膜の断面が一目瞭然。左目と右目で全然違う。

五線譜や Excel のワークシートが波打って見えるのは網膜がこういう状態だからみたいなのがよく分かった。

たまたま自分の通っている所でこんな診断をしてもらえるなんて、運がいい。

このページは xfy Blog Editor を利用して作成されました。

2006年10月 1日 (日)

10月じゃん

久々の投稿で、今日、2本目の記事。

何故、久々なのか。それは多分、余裕がなかったからかな。残業もちょっと多かったし。

しかし、気付いてみたらもう10月じゃん。そういえば、初めての入院と手術をして、あれからもう1年経っちゃったんだなぁ。

飛蚊症もだいぶ慣れた。ただ、像が歪んで見えるのはまだ慣れないところ。特に致命的だと思うのが、楽譜を見るとき。五線譜の線の数が6本に見えちゃったりするし、加線の数も分からんくなるし。ただでさえ、譜読みが遅いのに。

と予め言い訳しとこう。

2006年3月29日 (水)

久々の眼科検診

先週末、久々に眼科に行って、検診してもらった。

簡単な眼底検査と視力測定をしてもらったところ、手術した左目の視力がやや弱いが、網膜は綺麗にくっついているらしく、特に問題ないとのこと。

取り敢えず、一安心。

左目が疲れやすいのは相変わらずだけれど。

2006年3月 5日 (日)

飛蚊症から半年

先日の 悠葵さん に続いて、新たに 金星のゾウさん からもコメントを頂いた。

どちらもコメント先が目に関する記事ではなかったのと、飛蚊症 を自覚してから半年経ったことにも気付いたので、ここは記事を新たに起こすことにする。

先ず飛蚊症についてだけれど、消しゴムのかすが見えるのは相変わらず。改善していなければ、悪化もしてない。

ただ、半年前に比べれば、少しは気にならなくなってきた。いや、気にしないようにしているといった方が正確。

例えば日中、自動車を運転するときは、眼鏡にクリップオンタイプの偏光サングラスを取り付けてみたり。こうすると明るさが程よく抑えられ、消しゴムのかすもそんなには気にならなくなってくる。また、飛蚊症とは関係ないけれど、偏光グラスのお陰で自分の車や対向車のフロントガラスに見える映り込みが消えて、結構見易い。そんなわけで、サングラスは日中、晴天に限らず、曇っているときでもよく使う。

視野欠損については、手術してから殆ど回復している。完全に回復しているかどうか分からないけれど、日常的には問題ない。

昨年末に検診に行って、次は 3カ月後ということなので、近々また検診に行く予定。定期的な受診は今後も続くんだろう。

さて、ここからは金星のゾウさんへ。

飛蚊症でお悩みとのことですが、先ずは眼科に行きましょう。

飛蚊症自体、眼科では一般的な症状のようなので、普通に見てもらえるはずです。

飛蚊症は突然発症しましたか。強度の近視ですか。どのくらいの年齢ですか。

既に調べられているかも知れませんが、通常、飛蚊症が原因で重大なことになることはありません。但し、自分のように、ごく稀に網膜に異常が起きることもあり、その前兆として飛蚊症を自覚することがあります。特に、眼球を強打した記憶があるとか、突然、閃光のような物が見えたりしたら (光視症)、要注意 (自分の場合は眼球の打撲も光視症も自覚がありませんでしたが)。

網膜が剥離し始めている場合、放っておくと視野が欠損し、失明に至るおそれがあります。

なるべくすぐ、眼科の専門医に診てもらいましょう。痛みを伴うような検査はないと思います (少なくとも自分の時はありませんでした)。但し、検査後、一時的に見えにくくなることがあるので、自分で車を運転していくのはやめた方がいいでしょう。

まあ、大抵の場合、何事もないと思いますが、悩みや不安が解消されるだけでもいいじゃないですか。

因みに、残念ながら飛蚊症自体、将来、回復することは殆どないそうです。他の病気で硝子体手術をした結果、飛蚊症がなくなったりすることはあるそうですが、飛蚊症のために手術をすることはないとのことです。

2005年11月 7日 (月)

代診の先生

久々に、以前に見てもらっていた眼科で受診。

と思ったら、この日は代診の先生だった。ちょっと不安だなと思ったけれど、ま、セカンドオピニオンの一種だと思えば、それも丁度いいか、と。

わざわざ公共交通機関を使って通院したのに、今回は散瞳薬を使わなかった。眼底はちゃんと見えたのかな。ま、多分、この代診の先生のやり方なんだろう。

黄斑上膜について、歪んで見えたりして気になることとかを話してみたら、
「そのうち慣れるでしょうから、気にしなくても大丈夫だと思います。手術は視力によっぽど影響の出たときにしかやらないのが普通です。」
とのこと。

前に手術をした先生に、黄斑上膜について話を聞いたときは、
「取り敢えず様子を見ればいいけれど、ほっといて良くなることはなかなかないから、何れまた手術することになるかも知れませんね。」
というような言い方だった。

先生によって案外話も変わってくるんだな。

実際には、まだ像の歪みは気になるし、これが良くならないんであれば治したいところ。でも、手術しなくて済むんならなるべくしたくないし。うーん。

2005年10月28日 (金)

散瞳薬で夢の世界へ

会社を休んで目の検診。

いつも行っているのは、ちょっと交通の便が悪い上、受付時間の限られる総合病院。前回に引き続き、今回もタクシーの迎車をお願いするため、電話をしたら、名前と住所を言わなくても迎えに来てもらえた。

普段、タクシーなんてめったに使わないから知らなかったんだけれど、電話機の発信番号を基に客の名前や住所を特定しているみたい。成る程、便利だけれど、個人情報保護法には抵触しないんだっけ。

診察の結果については、黄斑上膜のせいで、歪みやぼけはまだ残っているけれど、網膜剥離については今回も特に問題なし。次回からは最初の (一応、かかりつけってことになるのかな) 診療所に行くことに。

しかし、網膜はもうくっついたのに、視野欠損もまだ残っているんだよなぁ。

毎度、検診の後は目薬のせいで瞳孔が開いてしまって、いつもはこんな風に見える景色 (再掲) が、
20051022-1

こんな風に眩しく見えるから、もうまぶたを開けていられない。
20051022-1a

なんか、ドラマとかアニメでよくありそうな、天国にいる場面といった感じ。

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