祖父の日記
前述の通り、今年の盆は鉄道利用で阿蘇に帰省した。行っている間のことなどをモブログでここに投稿しようかなって思ったけれど、やっぱり面倒になって結局投稿しなかった。
それはそうと、阿蘇では、今は亡き祖父母の家で 3泊したのだが、ここで祖父が30年ぐらい前に付けていた日記 (3年分) を見つけた。
母も叔母も全く知らなかった祖父の日記。その日にあったこと、受けた電話、掛けた電話、買ったものと金額、好きだったパチンコで使った金額など、殆ど事実のみ淡々と書かれていただけなんだけれど、自分や弟が生まれたときのこと、叔母の結婚の日までのことなども書かれていて、それを読んで、何とも言えないじんとした気持ちになった。
約30年の時を経て、あのとき生まれた自分の孫がこうして日記を読む日の来ることを祖父は想像したんだろうか。故人を偲ぶってこういうことなのかな。
ここに書いているのは「日記もどき」であって、決して日記じゃないつもりだけれど、これとは別で、自分のために、そして将来のまだ見ぬ誰かのために日記を書くのもいいかなって、ちょっと思った。
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コメント
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こんにちわ(^▽^
変な天気が続きますがお元気でしょうか?
私も日記とまでは行きませんが、その日の感想みたいなものを高校時代からワードにまとめています。
本当に自分が書いたの?と思うくらい、考え方の幼い内容にびっくりしますね(今も幼いけど)。
本BLOGを読んでいて、やっぱり無機質なデータよりもノートに直接書いていったほうが後々いいことあるのかな~と思いました。
投稿: MAY | 2005年8月24日 (水) 14時14分
MAY さん、遅くなりました。昨夜は大変な台風でしたね。
「その日の感想みたいなもの」って十分、日記と言えるんじゃないでしょうか。書き続けて何年ぐらいになるのか分かりませんが、継続しているのはすごいと思います。出来そうでなかなか出来ません。
ワードで書いた文書やテキストのデータだから冷たい感じがするとは必ずしも思わないけれど、手書きの筆跡から得る情報は案外大きいかも知れません。
後、ノートなどに手書きで書いた方が、遠い将来、誰かの目に留まる確率は高そうな気はします。ワード文書だと PC を使って探さなきゃ見られないし、保存したディスクが壊れたら駄目になっちゃうから。あ、それなら印刷したのも残しておけばいいか。
ただ、人には見せたくない気もするし、でも、誰にも見られないまま忘れ去られるのも寂しい気がするし。うーん。
投稿: わ | 2005年8月26日 (金) 09時19分