中途半端な有罪判決
以下の記事を中心にざっと見ただけの印象だけれど、中途半端な判決になったんだなぁ。
ITmedia News: 「徹底抗戦する」――Winny 開発者、控訴へ
「Winny」開発者の金子勇氏が会見、本日中に控訴へ
YouTube や高速道路の例は分かり易い。これじゃ、著作権やネットワーク技術に無理解、無関心なまま Winny を使い続けた連中の、その尻拭いをたった一人の優秀な開発者に押しつけているだけになってしまっていて、余りにも理不尽だ。
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> YouTube や高速道路の例は分かり易い。
適切でない例えは、議論を混乱させるだけです。
YouTubeは管理者がいるので、要請があればコンテンツを削除できます。
高速道路の例えで言えば、警察車両が入り込めない(取締りができない)道路を作ってしまったようなもの。
そんな欠陥インフラを作ってしまったら大臣は責任を問われて当然でしょう。
ってことで、いずれにしろ適切な例えとは思えません。
判決については、疑問が残ることは確かですけど。
投稿: つくねん | 2006年12月14日 (木) 22時42分
確かにそう言われてみれば、例えとして適切じゃないですね…。 > つくねんさん
システム管理者や警察といった絶対的な権力組織が管理している基盤 (YouTube、高速道路) と、ほぼ誰にも管理できない (事実上野放し) の基盤 (Winny) を同列には扱えませんでした。
まあ、会見でこういう例えを出してきたのは、管理者にしろ警察にしろ、実際のところは殆ど取り締まり切れてない (違法コンテンツも速度違反もちっともなくならない) からだとは思うけれど。
投稿: わ | 2006年12月14日 (木) 23時27分