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2007年12月25日 (火)

ウェディングパーティーにて

23日はウェディングパーティーへ。

普段着で来てくれればいいという話だったし、前に別のに行ったときにきちっとした格好で行ったら浮き気味だったので、今回はネクタイを締めずに行ったのだが、それはちょっと失敗だったようで。

例によってカメラは持って行くのだが、結婚式関係の撮影は色々と条件が難しい。

先ず、会場の様子がどんな感じなのか事前に分からないことが多い。そのため、機材の選択が難しい。だからといって、無難にしようとあれこれ持って行くと、会場で手際の悪さが目立ってしまう。

それと、こういう場合は相手が構えているときにてきぱきと撮る必要がある。ここでもたもたとピントや露出を合わせてとかやってると、相手をくたびれさせてしまう。

おまけに、こういうときは自分も酔いが回ってて、カメラの設定やピント合わせの精度が悪くなるという問題も。

今回はフィルム一眼レフの MZ-M と 50mm F1.7 を主体に、28mm F2.8、35-80mm F4-5.6 を使った。

ストロボは AF360FGZ。MZ-M との組み合わせで使ったことがないので、いい機会だと。フィルムは無難に ISO 800。

で、日付が変わって 24日に現像してみたら、ノーフラッシュで撮ったのはピンぼけを量産。相変わらずだ。余り絞らずに撮ってるからということもあるが。

途中、ストロボの設定を間違え、マニュアル、つまり最大光量で撮って雰囲気台無しの写真になってるのもあるし。

まだまだ精進が必要である。

MZ-M と AF360FGZ の組み合わせで使い勝手が悪かったのも誤算。

MZ-M は外光オートでしか使えないのだが、AF360FGZ は P-TTL や TTL を前提としているらしく、ストロボの電源を入れ直すと、外光オートにまた再設定しなければならない。折角のストロボのズーム機能も、電源を入れ直す度に再設定せねばならない。これが非常に使いにくい。

その点、AF280T なら設定は全部、機械的なスライドスイッチなので、電源を切っても設定が初期化されることはない。旧式で機能的に劣る点の多い AF280T もマニュアルフォーカスのカメラと組み合わせたときは使い勝手が良いと思った。

因みに自分が結婚などの重要になりそうな撮影をデジタルではなくネガフィルムでやる主な理由は二つの安心感から。

一つは露出の許容度が広いこと。デジタルだと真っ暗になったり真っ白になったりして救いようのなくなることもあるが、ネガフィルムだと綺麗にプリントできることが多いという安心感があるから。

もう一つは長期保存性。デジタルだと、その撮影したデータが10年後、20年後に読み取れるかどうか分からない。現に 10年前に保存したワープロの文書や 20年前にフロッピーディスクに保存したデータはフォーマットが変わってたりディスクが劣化してたりして、当時と同じように読めなくなっているわけである。それがフィルムなら、褪色することはあっても見られなくなることはないだろうという安心感があるから。

ついでにもう一つ、理由を挙げるなら、今時、みんなデジタルで撮ってるんだから、一人ぐらいフィルムで撮ってるのがいた方がいいんじゃないかと思うから。

同日に吹奏楽で、最後の本番と忘年会があったが、こちらは毎年実施されるからということで、やむなく欠席。

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