Mercurial が便利!
Mercurial って手軽な上にとっても便利だ。今更ながらといった感もあるかも知れないけれど。
先月から新しい仕事を担当することになり、ソースコードをどうやって共有するかを考えたのが使い始めた切っ掛け。
サーバーの管理に時間を掛けたくない、そもそも手頃なサーバーをすぐに手配できない、といったことを考えていて、それならこの際だから、ちょっと前からはやってるらしい分散型バージョン管理システムを使ってみようと。
分散型バージョン管理システムといっても種類は色々あるけれど、Mercurial を選んだのは、NetBeans IDE が最初から (プラグイン等の追加無しで) Mercurial をサポートしているから (別途、Mercurial のインストールは必要だけれど)。
Mercurial を使うと、これまで使ってた集中型バージョン管理システムと違って、リポジトリを置くサーバーを用意しなくても、お手軽に自分のリポジトリを作れるから嬉しい。
ペアでプログラムを書くときも、それぞれのリポジトリをプッシュしたリプルしたりしながらドライバーを交替して、それぞれ慣れた PC でコーディングできる。
文字通りリポジトリは分散して存在してるから、それだけバックアップがあると言うことにも鳴る訳で、集中型リポジトリのようにサーバーが呼称して仕事できなくなることもない。うまくすればサーバーの台数やその管理に掛かる時間も減らせるかも知れない。
また、CVS や Subversion ではややこしくて使いこなせなかったブランチやマージも簡単に出来るし、成果の一部を見せるときも内蔵のウェブサーバーを起動すれば簡単。
Windows で使うのなら、 TortoiseHg が簡単。この中にはGUI のフロントエンドだけでなくコマンドも揃ってる。
TortoiseHg の導入に当たっては、TortoiseHg の国際化対応などに携わっていらっしゃる kuy さんから Twitter で親切に教えていただいた。
Mercurial はそんなに難しくないから、必ずしも本で勉強する必要はないと思うけれど、自分はもう少しよく理解しておこうと思い、 入門 Mercurial Linux/Windows 対応 という本を買った。
この本は、内容の分かりやすさ、特に CVS など他のバージョン管理システムとの併用のところが参考になった。
それから何より、あとがきの「あ! 構成管理って楽しいんだ!?」というのに共感してしまった。
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