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2010年8月 3日 (火)

Hg-Git プラグインを使ってみた

Mercurial よりも Git の方が興味のある公開リポジトリがあるのよね。

ってことで、Hg-Git Mercurial Plugin を使ってみた。

Hg-Git は dulwich という Python のユーティリティを使用しているようだけれど、 TortoiseHg には最初から組み込まれているから、準備は不要。

先ずは、Hg-Git のプラグインを上記のサイトの download a snapshot と書かれたところからプラグインのアーカイブをダウンロードし展開。

次に、Hg-Git を使いたい作業領域の .hg/hgrc をテキストエディタで開き、以下の記述を追加。私が使ったのは Windows でだけれど、ディレクトリの区切りは一応 / で。

[extensions]
hgext.bookmarks =
hggit = (Hg-Git を展開したディレクトリ)/hg-git/hggit

bookmarks エクステンションを追加してるのは Git のブランチを Mercurial のブックマークに変換するためみたい。

その後は、コマンドプロンプトから例えば

hg clone git://github.com/NeoCat/twicli.git

を実行することで、twicli の Git リポジトリを Hg のリポジトリとしてあっさりクローンできた。

勿論、pull も大丈夫。

唯、Hg-Git プラグインを使っていて気になったというか、残念なこと。

  • Mercurial のリポジトリに push しようとすると、「予期せぬ例外が浮揚されました」とエラーになって失敗することがある。
    • このときは一時的に Hg-Git のエクステンションを無効にすればうまくいくようだ。
  • hg pull を1回やった後、続けてもう一度やろうとすると、「中止: プロセスはファイルにアクセスできません。別のプロセスが使用中です。」と出ることがある。
    • このときは hg gclear を実行し、Git のキャッシュをクリアするとうまくいくようだ。

とにもかくにも Git のリポジトリから Mercurial のリポジトリに clone や pull は出来たので、今度は逆もやってみようと思い… (続く、かも)

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